あか★つき日和
□栗とリスのマス釣り
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暁アジト。
たぶん湯隠れあたり。
会議室、ではなくアジト内の天然温泉(男湯)にて。
ペ「 皆、集まったな 」 カポーン
腰にタオル一丁というナリで仁王立ち。
そんな自称・神を横目に
各々体を洗ったり、シャンプーハットを被ったり、
湯の中に潜っていつまで息を止めていられるかを競ったりしてる。
ペ「おいおい!!何だその態度!
俺をナメてんのかお前ら!!」
紙が切れた。
ペ「Σおい!!↑の変換おかしくないか!?
俺はトイレットペーパーかっ!!」
イタ「うるさいぞピアス!石鹸くらえっ」
ぴゃっ!とイタチが放った石鹸(ミルクの香り)がペインの頬にぶち当たった。
ペ「Σ痛いっ!
イタチ、紙を粗末に…って間違った!!
神を粗末に扱うな!」
イタ「…確かに。粗末に扱って済まなかったな、石鹸」
石鹸に謝罪。
めっちゃ撫でて泡立てよる。
ペ「まず俺に謝れ!!
…って、何だよサソリ!
何でガン見!?」
シャンプーハットを被ってわしゃ×2しながら180度首が回転してます。
リアル怖っ
サソ「シャンプー切れちまった。
リーダー、今スグ自腹で買って来い」
ペ「嫌に決まってんだろ!?
つか!お前ら何で1人1人シャンプー違うの!?
同じのに統一しろよ!!」
サソ「っざけんじゃねーよ。
俺ぁ生まれてこのかた死ぬまでメリット使うって決めてんだよ」
イタ「解るぞその気持ち。
俺もTSUBAKI以外のシャンプーなどナンセンスだ」
兄さん髪ファサ〜やっとる。
デイ「……ブクブクブクッΣぷはぁっっ!!
ゲホッ!も゛ーっ、げ、限界っっ!!」
飛「……ブククッ!ガボボ!!
Σぶはぁ!! ゼーハーッ、苦しくて
きもち良いっガボッ!ゴホッ!!」
↑さっきから潜ってた2人。
トビ「Σぷはっ!ヤッター!!
僕の勝ちっすね!!!」
初めてでっかいお風呂に入ったガキんちょのよーにはしゃぐ3人。
約2名は酸欠ですが。
ペ「遊ぶなお前らあ゛ーっっ!!!(怒)
特にお面!お前、ちょっと来い!!」
トビ「え〜?何すかぁ??」
ザバ×2と風呂場でもお面をつけた
タオル一丁のトビを隅っこに連れてって小声トーク。
ペ『マダラ。お前いい年こいて何してんの?何がしたいの?』
マ『聞いて驚け。俺はその昔、
河童のマダラちゃんとして恐れられた男だぞ?素潜りなら一週間息を止められるぞ。
だって泳ぐのとくいだもん』
ペ『キモチ悪いし、もがなちゃんに謝れオッさん。とにかく、年が年なんだからハシャぐな。ムカつくから』
マ『俺はまだまだイケてるぞ!?
そこらのチャラ男には負けん!!』
ペ『張り合うな!恥ずかしいから!!』
小声トーク終了。
デイ「 ハァ〜っ 疲れたぞ うん 」
サソ「おい、デイダラ。
お駄賃やるからひとっ飛びしてメリット買って来い」
デイ「ヤだよ。
オイラのEssential使えばいいだろ?うん」
サソ「イヤだ!!メリットがいい!!!」
デイ「Σガキかアンタ!!」
シャンプーハットが手裏剣のように宙を舞ってます。
ペ「あ゛ーもぅ!やかましい!!
俺の話を聞け!!!
聞かんヤツは減給!!!」
ピタッと静まり返る一同。
暁メモ。
『減給』はみんなを動かす合言葉。