スマブラ(SP)《その2》世界シリーズ

□【迷走世界】
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私は夢子。16歳。
その辺にいるようなごく普通の高校生だ。
まあ、自分で言うのもあれだが
美貌には自信がある。
今日も買い物帰りにナンパされたし。


夢子「はぁ…これで何度目だろう。」


慣れたといえば慣れたが、
やっぱりうっとおしい。

私はそのへんの一般人には興味が無いから。


そんな私に



ありえない出来事が起きようとは



私を含め


誰も予想だにしてなかった…。














夢子「ふ、疲れたー!」


私は自分のアパートに帰ってきた。
お父さんとお母さんは海外に仕事に行ってて
実際今のところ住んでるのは私一人だけ。


夢子「そうだ!ゲームしよう!」



そう、私は無類のゲーム好き。
家に帰るとすぐする。
友達と遊ぶのもいいけど
やっぱり一人でゲームするのが一番落ち着く。



夢子「ゲーム機に…あとポテチにコーラっと…。」


ゲームをする準備を始める夢子。

いつもこんな感じで寝そべりながらゲームをしているのだ。





夢子「ソフトは…そうだなー…今日はスマブラしよう!」


スマブラとは任天堂で開発された最高にスペシャルなゲームである。(?)



ゲーム機の電源を入れる。

いつもどおりゲームが始まった。


ゲームモードはやっぱり大乱闘。



夢子「今日もストレス発散するぞー!キャラは…いつも通りリンクっと…!」

私はスマブラをするときはいつもゼルダの伝説の主人公の『リンク』を使う。

だってゼル伝大好きなんだもん!




夢子「…あれ?」



リンクを選ぼうとしたが枠の中にいつもあるリンクの姿がない。



夢子「おかしいなー…。ええ!?もしかしてバグ!?うわー…超最悪じゃん…!!!」





ザーーーーーーーーー!!!




突然TV画面が砂嵐になった。



夢子「うそー!?TVまで壊れちゃったの?!あー…どうしよう…。」



すると部屋の電気まで点滅し始めた。

そして消える。




夢子「て…停電!?私どんだけツイテナイの…!?はあ、仕方がない…今日はゲーム諦めるか…。」





そして電気が再び着いた時だった。




















目の前には緑の勇者がいた。







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