スマブラ(DX〜X)《その1》紅のツバサ

□大切と気づいた君の記憶は
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大切と気づいた君の記憶は












参戦者は戦いで傷つき、疲れ果てていた。
タブーはスマブラ城を落とそうとしてきたのだ。
いくら倒しても湧き出てくるプリム。
そんなプリムを休み暇もなく永遠と倒し続けていた

ピット「一体…いつになったら…全滅するのかな…?」
マルス「休む暇もないね…僕ちょっと疲れちゃった…。」
アイク「くそ…このままずっと戦い続けるしかないのか…?」
リンク「夢子さん、大丈夫ですか?」
夢子「はい…でも私もちょっと疲れちゃったかな…。」
苦笑する夢子や周りを見て感じたリンク。
もう…みんなボロボロだった。
中には倒れて動かないものもいた。

リンク「俺たちがやらないで…誰がタブーを倒すんですか!皆さんしっかりしてください!」
喝を入れるリンクだったがピットが悲しそうな顔で答える。
ピット「リンク…もう無理だよ…皆疲れきっている…。」
リンク「俺はやりますよ。皆さんが動けないのなら俺一人でも…!」
剣を掴む手に力を入れたリンクだった
が、その手に一人の手が被さった。


夢子「リンクさんひとりじゃないですよ。私もいますから!」

リンク「夢子さん…。」
夢子「私だって戦えますから!みなさんの分も私が戦いますから!
      だから…ひとりじゃないですよ。」
リンク「無理しないでくださいね…。」
夢子「大丈夫です!私だってやれるときはや…








ザクッ・・・



鈍い音が夢子の声を遮る。
夢子の後ろにはデュオンが立っていた。
デュオンはソードモードになってそのソードで夢子の体を貫いていた。

デュオン「ギュイイイイイン・・・・!」






リンク「夢子さんんんんん!!!!!」




デュオンの攻撃交わすことができずモロに攻撃を喰らった夢子は力なく倒れる。

ピット「夢子…!!!」
マルス「リンク、ここは僕たちで食い止めるから夢子をお願い!」
アイク「よくも夢子を…!!!」




ピット・マルス・アイクの3人はデュオンに立ち向かっていった。
しかし3人もすでにボロボロであとどのくらい持つか分からない。


リンク「夢子さん…夢子さん…!!」
夢子「リン…ク…さん…?」
リンク「ごめん…俺の不注意でこんなことになるなんて…!」
夢子「リンクさんのせいじゃ…ありませんよ…。」
夢子の顔色はどんどん青ざめてゆく。
リンク「夢子さん…?しっかりしてください…!!」
夢子「私だって…戦えたのに…ね…。」
リンク「無理しないでって言ったじゃないですか…こんな時にまで強がらないでくださいよ…!」
夢子「ごめんなさい…リンクさん…私、もうダメみたい…です…。」
リンク「嫌だ…嫌だ…!俺は貴女を失いたくない…!!!!」



夢子「リンクさん…私は…貴方を……・・・・・」





















ガバッ!!!

リンク「ハッ!?」
リンクは自分の部屋のベットの上にいた。
鼓動の音がバクバクと体中を響き渡る。
そして少しの間考え込む。


リンク「夢…?」


変な冷や汗が体中をつたう。
リンクはすぐに部屋を飛び出した。












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