スマブラ(DX〜X)《その1》紅のツバサ

□高鳴る鼓動と心拍数。
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高鳴る鼓動と心拍数







城の中では今日も元気に子供達が遊びまわっていた。
しかしいつもの遊びじゃあスリルが足りない。
そこでピカチュウは考えた。
ピカチュウ「そうだ!今日はお兄ちゃん達も一緒に入れないピカ?」
ポポ「それいいね!」
ナナ「私も賛成!」
カービィ「ペポポーーー!」
リュカ「でも僕たちの遊びに付き合ってくれるかな?」
ネス「大丈夫だよ。最近皆暇そうだし。」
ピカチュウ「じゃあ皆誘ってくるピカ!」













リンク「…で、俺らを呼んだわけですか。」
ピカチュウに呼ばれたリンク・ピット・マルス・アイク・そして夢子が子供達のもとへ集まっていた。
ピカチュウ「いいピカ?いいピカ?」
リンク「どうしましょうか…。」
マルス「んー今日くらいいいんじゃない?どうせ何もないんだし。」
ネス「ね?暇って言ったでしょ?」
リュカ「アハハ…そうだね…。」
アイク「で、何したいんだ?」
ポポ「うーんそうだなー…。」
ナナ「私、『かくれんぼ』がいいなー!」
ネス「それいいね!」
リュカ「僕もかくれんぼ好き!」
カービィ「ペポウ!」
ピカチュウ「じゃあゲームは『かくれんぼ』で決まりピカ!」
ピット「城の中でやるの?」
ピカチュウ「外より隠れるところ多いピカ。」
夢子「楽しそうですね!やりましょ!」








マルス「ごほんっじゃあルール説明!
    まず皆でじゃんけんして負けた人が鬼!
    鬼が1分間数える間ほかの人たちが隠れる!
    1分後鬼は隠れた人を探して最後まで隠れられた人が勝ち!
    あと今回はスリルを味わうために見つけられてから逃げてもOK!
    隠れる場所は常に移動OK!
    鬼に捕まったらその時点で負けね〜。」
アイク「鬼ごっこも混じってるのか…面白そうだな。」
夢子「あの、技とか使ってもいいんですか?」
マルス「そうだね…スマブラ流で技有りにしようか!」
ピット「それ面白そう!」
マルス「じゃあジャンケンするよ?いくよー?ジャンケン…」


「「「「「ポン!!!!」」」」」」



夢子達は数回ジャンケンを繰り返した。
そしてジャンケンに負けたのは・・:



ピカチュウ「わー!リンクお兄ちゃんが鬼ピカー!」
ピット「うわっリンクジャンケン弱っ!」
リンク「う…うるさいですよ…たまたま負けただけですから…。」
マルス「じゃあみんな隠れるよ?よーいドン!」


「「「「隠れろーーーーーーー!」」」」



マルスの合図でリンク以外は皆走る。
皆が走り始めたと同時に数を数えるリンク。
その間に各自で隠れる場所を急いで探す。
食堂にて。
まずはピカチュウ。
小さい体を活かして箱の中へ隠れる。
次にポポとナナ。
二人は一緒に棚の下に。
カービィは冷蔵庫の中。
ネスは城庭の木の上へ。
リュカは食堂のテーブルの下。
マルスは自室のクローゼットの中。
ピットは飛んで城の屋根の上。
アイクは医務室のベッドの下。
そして夢子はというと…
まだ隠れる場所を探していた。
夢子「えっと…何処がいいかな…。」
リンク「10…9…8…」
夢子「いけない…もうすぐリンクさん数え終わっちゃう…!」
夢子は焦って辺りを見回す。
するとスネークの部屋の前にスネークのいつも愛用しているあのダンボールが置かれてあった。
夢子「…これ大丈夫かな…いいや、使わせてもらおう!」







リンク「3…2…1…0!」












続く


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