SS

□獲物
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※性逆転です
そしてブッキー黒いです



「ふふふ…ナケワメーケよ!やれ!」

そう言って高い所から笑って言う君

なんて可愛いのだろうか
いや、大人の女性に言う言葉じゃないか

別にいいだろうが彼女に向ける言葉じゃないとラブや美紀夜は言うだろう

失礼だよね

僕から見れば可愛い人なのに…

僕はラブ達から離れて彼女の元へ行く

後ろからラブの声がしたが軽くごめんっと言っといた

だってナケワメーケを倒したら彼女はいなくなってしまうから

いなくなるまえに言うことがあるんだ

「何だプリキュア、このウエスター様とやり合うつもりか?」

あぁ…その顔いいねぇ…
とってもかわいい…

僕はゆっくりと近づいた…

彼女は身構えている

「ウエスター…君に伝えたいことがあるんだ」

初めてだ、彼女の名前を呼ぶの

だっていつも逃げちゃうんだもの

今日は逃がさない

「ふんっ、なんだ?」

聞いてやろうじゃないか

そう言って腕を組んだ彼女

ふふっ…

「僕はね…ウエスター、君の事が…」

好きなんだ

せう言った瞬間すぐに彼女の懐に入り僕より背の高い彼女の首に腕を絡めた

……男として悔しいがまだまだ中学生だ

これから伸びて彼女より高くなる

「なっ!?」

「だから…僕のものになってよ」

そう言って僕は彼女の首筋を舐めた

本当はキスしたかったが少し無理があったので諦めた

彼女は顔を真っ赤にし僕の腕を取り投げ飛ばした

綺麗に着地した僕

まぁ、これ以上あの状態はきついから離れるつもりだったけど…

投げ飛ばされるのはちょっとショックかな?

「きっきさま!」

「貴様じゃなくて僕は…」

「うっうるさい!!貴様…!あたしの事…!」

「好きだよ」

さらりと言うと彼女はさらに顔を赤くした

本当…可愛いなぁ…

「だから僕のものになってよ」

メビウスなんてやめてさ

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