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□雑音
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「はやく弥太郎を自由にしたいっす」
「ふーん」
夏輝の言葉を適当な返事で答えた
夏輝は不思議に感じていたがそんなに気にはしていなかった
夏輝が弥太郎の事を言うと自分の中に変な雑音が入る
無意識に自分の感情に嘘をついているからだ
発生源が自分だから雑音がでかく苛々する
一体何が原因でこんなことになっているのかはわからない
分かっていることは夏輝が弥太郎と言うと雑音が入る
もういっそ夏輝に弥太郎と関わるなと言えばいいのだろうか
そしたら雑音はもう聞こえなくなる