ニートクロース

□ニートクロース誕生
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俺は後藤俊
自宅警備員をしている

今日は12月26日
世間は昨日までクリスマスと言う俺には無縁のイベントで盛り上がっていた

全く世の中のリア充共はこの日に湧き出て来るんだ?
何にも無い訳の分からない日に

まぁいい
今日の俺は機嫌が良いから許してやる

どうしてかって
今日俺は秋葉原に行くからだよ!
wktkが止まらない!

…何で俺は質問が聞こえたんだ?

まぁいいとにかく行こう

俺はそう心の中で呟きながら家から出た


いつもと変わらない風景のはずが今日は違った


家のドアを閉めた瞬間後ろから轟音が聞こえた

俺は知らないふりをして家の中に入ろうかと思った

だが
もしかしたらかわいい幼女が飛び出して事故ったのかもしれない

そんなことを考えてしまい俺は家の門から飛び出した

そこに倒れていたのは幼女…ではなくDQNだった


家に入ろうとしたがDQNが俺を見つめやがった!

仕方がないので俺はそいつを家の中に運び込んだ

俺「おい、大丈夫か…?」

?「う〜ん、ここは…?」

俺「楽園さっ」


?「………」


俺「……………なんかすまない」


嵯峨「俺の名前は嵯峨直之」


俺「すごいお名前ですね…」


俺「俺の名前は後藤俊…だ」


嵯峨「普通だな…そんなことよりここはどこだ?」


俺「俺の家のベッドの上」


嵯峨「そうだったな…聞いた俺が馬鹿だった…とりあえず俺は帰る」


俺「おい…まだその体じゃ…」


嵯峨「心配ない。世話になったな…それに急いで帰らないと伊藤に殺さ…とにかく帰る」


俺「あぁ…気をつけて」
そういって嵯峨は帰って行った

何だあのDQNは?
見た目だけか?
悪い奴なのか?
殺されるみたいなこと言ってたし…


俺は何か忘れている気がしたが気にしたら負けなので気にしなかった
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