Did you sleep well


あてんしょん




本日は晴天也

今日の朝日は何時もより眩しく見えた。
変わらない一日の始まりも、何だか特別なようで心が弾む。
こんな気持ちは久し振りだ。





起死回生

数世紀前、何よりも満月に魅せられていた。
しかしあの異常な気の高まり、治まらない動悸。
今ならはっきりと分かる。
あれは恐怖だ。
どうにも覆しようのない、深い深い闇に囚われた恐怖だったのだ。





愛の形

真っ暗闇の中をひたすら進んで行くと、針程もない小さな小さな光が見える。
必死に手を伸ばして触れてみると、それは息を呑むほどの残酷なまでに鮮明な血の色をしていた。
それは罪である。
それは罰である。
己へ科した罪科なのだ。





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