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『…うぅ……っ…!』


ズキズキと頭の痛みで目が覚めた。相当強く叩かれたのだろう、かなり痛く頭がぼーっとする…。


段々と脳が覚醒し始め、今の状況の整理を始めた。



『…確か、昨日は帝人と別れた後一人で帰ってそれから…』
ひとつ、ひとつ、ゆっくりと思い返していたら、







「目が覚めたかい?正臣くん」




────聴きたくない悪魔の声が聞こえた。




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