drrr!

□ポイントは時たまデレ
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「なんか今日の帝人くん冷たくない?…もしかして今流行ってる"ツンデレ"ってヤツ?」



……………………………………





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………………………



…………………


………は?



『いきなりなんですか、意味解りません。』


「そうかそうか、それならそうと言ってくれればいいのにぃ!太郎さんのいじわるぅ☆」

『なんで"甘楽さん"なんですか、いい加減怒りますよ?というかそろそろ死んで下さい。』


「大丈夫だよ、帝人くん!それが君の愛情表現なんだね。俺は解っているから大丈夫だよ?本当、帝人くんはツンデレなんだね!……(以下略」


『(話が通じない…。…パソコン熱くなるから消しとこ…)』


そう思い臨也さんに背を向けパソコンに向かいカタカタとキーボードを押し電源を切り終え、後ろを振り向こうとしたら臨也さんがおもいっきり抱きついてきた。


『っ!…何なんですか臨也さん。重いんで退いてください』


「…ツンデレも良いけどやっぱりツンだけじゃなくて、デレも欲しいよ。帝人くん…。」



いつもの臨也さんならあり得ないくらい目をキラキラと輝かせ僕を見つめてきた。





『…っ、…じゃあ今度…デートしましょうか…』



僕がそう言うと臨也さんは更に目を輝かせさっきより一層強く抱きしめた。









   ポイントは時たまデレ










(やばっ…デレ期最高!!デレ、ラブ!)
(いつまで、はしゃいでるんですか?刺しますよ?)
(ツン期到来!?デレ期終わるの早ッ!)





end.
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