drrr!

□ポイントは時たまデレ
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…本当にこの人といると疲れる。



 * * *


ピンポーンと来客を伝えるチャイムが鳴り僕はパソコンと向き合うのを止め玄関へと向かった。


一応独り暮らしだから、用心のためにチェーンと鍵はかけてある。


『(誰だろう…セルティさんかな?)』

なんて事を考えてるうちに玄関の前まできた。

鍵を外しチェーンを付けたままドアを開けたするとそこにはドーナツ屋の箱を携えた、折原臨也が立っていた―――――










「やぁ、帝人くん。折角だから帝人くんの家でお茶でもしてって良いかい?」




『来ていきなりなんですか、しかも言葉が可笑しいですよ。というか帰ってください』


「えー?それはヤだよ、ね?折角来たから上がらせてもらうね。」


そう言うと臨也さんはポケットからナイフを取り出し、意図も簡単に玄関のチェーンを斬ってしまった。



『え、ちょ…臨也さん!』




玄関は臨也さんの手によって開放されスイスイ〜っと流れるように侵入を許してしまった。

ここまできて追い返す訳にもいかないので仕方無く迎いれる事にした。






居間に戻ると臨也さんは寛いでいた。
溜め息が出そうになるがそれをこらえた。

『…早く帰ってください。臨也さん』




と僕が言うと臨也さんはこう返してきた。





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