*短編*

□無茶苦茶な人
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六番隊隊舎……。
あたしは急いで入り口へと向かう。














『副隊長ッッ!!!!!』


「お〜、めい。」


ポンっと頭に手を置かれる。
いつもそう、この人の癖?なのかな。


『け、怪我したって本当ですか!?』


さっさと歩いていってしまう彼の後を急いで、駆け寄る。


「あー、まぁな………。」


現世から帰ってきた阿散井副隊長。
彼はあたしの大好きな人……。
だから、無茶はしてほしくない。


『無茶しないでくださいって言ったじゃないですか!?』


「わ、悪ぃ……。」


『…………ふ、副隊長が怪我したって聞いて……ッすごく心配したんですよ!?げ、現世に行きたかったけど、行けなくて……心配で、心配で………ふぇ……ッ、ぅ…ッ』


副隊長の部屋について、その場で立ち止まり泣いてしまった。
必死で、我慢してたけど心配してて一気に気が抜けてしまった。


「…………お前はぁ。」


『ふぇ?』


戸をあけて、あたしの腕を掴み中へ入れる副隊長。


「お前なぁ………危機感ぐらい持てっての…。」


『ぇ?――――ンッ』


下を向いて涙を拭っていて、そのまま顔を上げた瞬間副隊長に唇を奪われた。
そしてそのまま角度を変えながら段々不快キスにして来る。
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