夢恋
□C.体育祭
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あれから少したち、1番はじめの行事、体育祭の準備・種目決めが始まった。
先「え〜、今日は50m走を測って紅白を決めてリレー選手も決めるぞ。」
そう先生が言うと、クラスの人が半分ブーイング。
先「じゃあ、着替えたら校庭でろよ〜。以上。」
そういって先生は教室から出て行く。そして、男子たちも続いて教室から出て行く。
凛「・・・面倒くさ。」
陽「いいじゃん、あんた足速いんだから。」
凛「え〜、でもめんどくさいじゃんw」
陽「速いからそういう事いえるんだよ。」
そういいながらもくもくとたいそう服に着替える。そしてジャージを着てから、トボトボと外へ出る。
凛「でも、あたしより早い人いるんじゃない?」
陽「…あんたより足速いやつなら勇逸いるじゃない。」
凛「・・・・・・・・・・?」
陽「シロよ、シロ。」
凛「……あー!!!!そういえば冬獅郎に一度も勝った事ない!!!!」
陽「でしょ?」
凛「絶対今年は勝ってやるんだからッッ。」
そんなことを話していると男子たちも集合し、ウォーミングアップを済ませてから走り始める。