リグレイア戦記

 大陸暦1435年。大陸には五つの国が血で血を洗う戦争を繰返し繰返し続けていた。

 一つは帝国。領土拡大に積極的で最も大きな軍事力を持つ国。しかし貴族達の勢力争いが加熱しておりそのために戦争をダラダラと続けてしまっている。

 一つは皇国。小国ながら隣接する帝国軍を不屈の意思と護国の魂で退けている国。しかし消耗が続き国としては疲弊が続いている。

 一つは共和国。身分制がないのが特徴で平民による合議制が成り立っている。表立って帝国と敵対してるわけではないが帝国をよく思っているわけでもない。

 一つは王国。勇敢な王のもと帝国に次ぐ大国であるが才ある後継者が先王を廃したばかりである。

 一つは連合。その名の通り帝国を恐れた弱小国家が結集した国である。もちろん一枚岩という訳ではない。

 そんなまさに戦国時代といった大陸でのお話しである。

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