cp

□(腐)女子会
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「ハリドラって子世代CPの中で1番需要があるみたいだよ」


そう突然言ったのはルーナだった。
それに即座に反応したのがスリザリンであるパンジー。



「当たり前じゃない。私にだって需要があるわ」

「あら、そうかしら?私はドラハリでもいいと思うわ」


ハーマイオニーがパンジーの一言に対して異議を唱えた。どうやらハリドラには不服らしい。


「ハリドラってあまりにも王道すぎなのよ。たまにはヘタレなマルフォイにも攻めさせるべきよ」

「ヘタレ攻めってことだよね」

「そうよルーナ。その方が萌えるわ」

「王道だからこそもっと深まるネタがあるってもんでしょ。ドラコのヘタレ攻めなんて一回やっちゃったらネタがなくなるじゃない」


この三人一体なんの話をしているのだろうと首を傾げて見つめるジニー。全くもって話が読めない様子だ。




「ねえ、ジニーはどう思うかしら?」

「へ、何が?」

「あんた、さっきの話聞いてなかったの?」

「聞いてたわ…でも、よくわからないわ」

「これだからパンピは」



よくわからないがパンジーに溜め息をつかれてしまったジニー。わけわからん。



「あのねジニー。ハリーがドラコを攻めるかドラコがハリーを攻めるかっていうことよ」

「ハリーがドラコを責める…そんなのハリーじゃないわ」

「ほら、ね」

「でも、ドラコがハリーを責めるのも許せないっ」

「それじゃあ、結局どっちがいいの?」

「どっちも…駄目よ。だって、二人仲良くお互いを責め合うのは止めて欲しいもの」

「それじゃあ、CPに」

「あ、でも先生方から責められるのは仕方ないと思うわよ特にスネイプ先生とかは二人の方が非があるわけだし」



その言葉にパンジーとハーマイオニーは反応した。
すぐに頭の中に妄想が浮かび上がる。



『きゃああああああ!』



思わず発狂しちゃうくらい良かったそうですよ。



ジニーの思わぬ発言で密かに学校にいるちょっと腐った女子たちはスネイプ先生がハリーを叩くたびにドラコを褒めるたびにドキドキしていましたとさ。





20120209
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