短編
□1周年記念小説
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*1周年感謝記念*
そっと2人は手をあわせた
御簾越しではあるが……………
御簾越しから昌浩の温もりがかすかに感じられ、彰子は目を細める
でももう2度とその姿を近くで見ていられない、その顔に触れることが出来ない………
少しくぐもって聞こえる昌浩は上の身分の人に使う言葉で話す
それがとても切なくて、本当はその声で"彰子"と呼んでほしいのに
そう言ったら昌浩は困ったような切なそうな顔になって
ああ、もう叶えられない願いなんだなって………
ふっと彰子の目尻から涙がこぼれた
この時ばかりは御簾があってよかった
だって昌浩に泣き顔を見られないんだから
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1周年記念は昌彰小説です!
微妙に彰子視点でお送りいたしました
半永久的フリーですので……
どうぞ
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