短編


□昼下がりの恐怖
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ヒュンヒュン……ドカッ、バキッ………


今日も校舎裏でトンファーの風を切る音が聞こえてきた。

本日の犠牲者は3人。

勿論、群れていたからである。


「群れるの嫌い。」

並盛中風紀委員長雲雀恭弥は返り血のついたトンファーを横に払った。

そしていつものように袖にしまいこむと、この場から去っていく。

ちなみに雲雀でお馴染みのBGMも流れてます。

肩にはヒバードが

「ムレルトカミコロス、カミコロス」

といつも聞いていたからなのか雲雀の決め台詞(?)を喋りだす。

「………草壁。何か用あったら屋上きて。いるから。」

「はい、委員長。」


こうして雲雀は屋上に向かって歩き出したのだった。

遠くで4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴っていたとある昼下がりである。
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