銀遊学園_@
□光と影の邂逅
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がらがら
店主「いらっしゃーい。 お、土方くんじゃねぇか」
土方「おやっさん、奥の個室空いてるか?」
店主「あぁ空いてるよ。こんな辺鄙な店に早々客なんて来ないからね
ん?銀さんじゃねぇか! いやー久しぶりだね、元気にしてたかい」
銀時「じいさんも相変わらずだな 俺ァ見ての通り元気だ」
店主「そーかそーか。ん?なんで土方くんと銀さんが一緒なんだい?」
土方「…俺の担任で剣道部の顧問でもあるんだ」
店主「へぇーそれは知らなかったよ。なんだい、進路について相談でもするのかい?」
銀時「まぁそんなトコだな。じいさん、手打ちそば2つ」
店主「分かったよ。ざっと10分くらいで出来るから個室で待っててくださいな」
土方「あぁ。」
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銀時「で? いったいどーしたんだよ土方 わざわざこんなトコまで連れて来てよ」
土方「………」
ギュッ
銀時「お、おい土方…?!」
土方「…すまねぇ。 辛い想いさせて悪かった」
銀時「…!」
土方「俺は馬鹿だから、もしかしたらまた銀時の目の前でぶっ倒れることがあるかもしれねぇ
でも約束する。絶対に銀時の前で死なない。これからも、ずっと。約束する」
銀時「…馬鹿野朗、それならぶっ倒れないことで約束しろよ」
土方「約束を破る男にはなりたくないから」
銀時「努力しろよ」
土方「努力しても確信がないから出来ない」
銀時「…お前が倒れた時、頭真っ白になって怖かったんだからな」
土方「…悪い」
銀時「無事だって聞いても不安で溜まらなかったんだからな
頭の中でもしかしたらって嫌なこと想像しちまって、何度自分に喝入れてたか」
土方「…銀時」
銀時「あんだけデケェ騒動が起きてなかったら、俺ァ動けなかった
そんだけ俺の中でトシの存在はデケェんだ。忘れるなよニコチンヤロー」
土方「そのセリフ、そのまま返すぜ糖尿病予備軍」
銀時「これ以上心配かけるなよ馬鹿野朗…!」
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書いてて恥ずかしくなった。