Ⅴ
□[夢か現実か...]
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「いくらウチの新ちゃんが可愛いからって手ぇ出したら殺しますよ？」
のどかな昼下がり、万事屋に来ていたお妙がこんな事を言ってきた
オイオイ俺が新八に手ぇ出すって有り得なくない!!?あいつれっきとした男の子だよ、お通好きのオタクだよお姉さま？
何をどうこうしたら俺が新ちゃんに手ぇ出すとかになんだよォォォ!!!!?
多分、ある朝新八が俺を起こしに寝室に入ってきた時寝ぼけて新八を布団の中引き摺り込んでしまった場面を
たまたま神楽に見られてそれをお妙にチクられたからこんな事言われてんだと思うけど
新ちゃんかぁ…ない。男に興味ないし部下に手ぇ出すなんて上司としてどうかと思う
しかし、しかし…！
最近妙な夢を頻繁に見るようになった
俺が夢にも関わらずパチンコ屋でボロ負けし不貞腐れて長谷川さんと夜飲んだ後万事屋に帰ろうと帰路を辿ってると
路地裏から色香漂う艶目いた声が聞こえてきた
夜中だからってさぁ、こんな場所で盛んなよなぁ…行くならラブホに行けよラブホに
人の事情なんかに興味ない。いやちょっとある。いやいや野次馬なんかにゃ俺なりたくないしぃ
でもこんな場所でしてる奴らが悪いんだしちょっと覗くぐらいいいよな
息を潜めてこっそりその事情を覗いてみるとちょっとデップリしたおっさんが激しく腰を揺らしてキモい息はいてて
壁に手をついてバッグで挿入されてる相手の人は太いおっさんに隠れてよく見えないがエロい矯声を上げいる
銀さん久々に下半身にズキュンと来たよ…なんだこの可愛い声。それとぐぢゅぐぢゅと結合部から奏でる卑猥な音
『ほらっぐぢゅぐぢゅ気持ちいいだろボク…？ハアハア…』
売春だよなぁ多分、じゃないとこんな気持ち悪いオヤジの相手なんて誰もしない
『あれ、ボク？』
って可笑しいぞ、あのキモいおっさん相手にボクってさっき言ってなかったか？
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