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□[Miscalation]
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「うぅ…ヒック」
真っ暗の寝室に何処からか啜り泣く声が聞こえる。視線を横にすると案の定あの子がいて
掛け布団をぎゅうっと握りしめて身体を振るわせている
嗚呼、新八の奴漏らしちまったか
悪辣な笑みをにやりと浮かべて、起き上がり。啜り泣いてる新八の隣にさりげなく座ると新八は肩をびくっと揺らし俺を見る
「どうした?あ〜…漏らしちまったのかぁ、パンツ変えねぇとな」
優しい口調で俺がそう言うと、こんな年にまでなって漏らしてしまった自分が恥ずかしいのか
新八は頬を赤らめてグズグズ泣きながら首を縦にふった
寝る前に利尿薬をこっそりお茶に入れて飲ませたかいがあり新ちゃんは無意識にお漏らししてしまう
ごめん。お漏らしなんて恥ずかしいよな
況してやそれを俺に毎度知られちまうなんて、
「どうしよ…あうぅ、銀さんっ止まらないよぉ」
まだ漏らし続ける新八を便所まで抱っこし連れていき便器の前に立たせると、まだオシッコが止まらないのか新八は不安げに俺に訴えてくる
「大丈夫その内止まるって、替えのパンツ持ってくるからションベン止まるまでそこにいろよ?」
オシッコでべちゃべちゃに濡れたため、さっき脱がせたパンツをゴミ箱に捨てると
新八の為に買い揃えていた新しいパンツを箪笥から出し新八の元へゆく
万事屋に新八が泊まる際、時々こんな事が起きている
って俺が密かに利尿薬飲ませてるからこんな事が起きてるなんて新ちゃんは知るはずがない
そんな事を思い付いたのは新ちゃんが夢精をしたことがきっかけ
『新八、夢精でもしちゃったの?』
新八が万事屋に泊まってたある日の朝、珍しくなかなか布団から出ようとしない新八を不思議に思い
掛け布団を剥いでやると、真っ赤な顔をした新八がいて
視線を新八の下半身にやると新八はハッとして股間を手で隠した
『恥ずかしがる事ないって、生理現象だし。ほら、下着替えなきゃ気持ち悪いだろ?』
俺に夢精したってバレて新八は普段じゃ考えられないくらいしおらしくなって
泣きそうな顔してる
どくんどくん
何その顔、真っ赤な顔して泣きそうになっちゃって、ツッコミ要素の普段のお前どこいったよ?
いまは小さな子供に見える
可愛い……なんて思ってしまう
その日から俺はこんな恥ずかしがる新八をまた見たくて、利尿薬飲ませたりしてお漏らし姿を拝見している
そうそう。新八のあの精液が付着したパンツは捨てずに置いてある…その使用法は
俺の自慰目的に、だったり
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