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□[キラキラengage]
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この物語は
[sweet shortcake☆]
の新八誕生日小説とリンクしており、銀さんの誕生日の二日後のお話です。



こちらの話が苦手な方

でなければ、ご観覧ください











銀さんの誕生日から2日が経った。僕の誕生日の時銀さんが僕にプレゼントしてくれたのが指輪で
きっと銀さんはコレを買うために僕に内緒で夜働いてくれて

指輪をはめてくれた時銀さんが王子さまに見えた。だって銀さん片膝ついて僕の左手をとって
手の甲にキスしちゃうんだもん…ドキドキしてその後指輪をそっとはめてくれて


涙が出た


悲しくてじゃなくて嬉しくて、銀さんに愛されてるって
誰よりも僕幸せなんだって思えて……




銀さんの誕生日に間に合うように僕も夜内緒で働いた
ベタだけど工事現場で、体力に自信なんかなかった。だけど銀さんの為だと思えば体が自然と動いた

だけど、誕生日の前の日に万事屋で倒れちゃって夜働いてた事銀さんに結局バレてしまった

銀さんはひどく心配した顔をし『俺の為なんかに体壊すんじゃねぇよ』って

きつくきつく優しく抱きしめてくれて

銀さんに生まれてきてくれてありがとうって笑顔で言いたいのにカチリカチリと


無常に時間は過ぎ


とうとう次の日、銀さんの誕生日になっちゃって笑顔で言いたかったのに
泣きながらおめでとうって言ってしまった

銀さんにプレゼント渡せれなかった。銀さんは僕に大切なものをくれたのに
愛されてるって思えるものくれたのに

顔を伏せてた僕に銀さんは苦笑しながらのぞき込んできて


『プレゼントは目の前にあるっての』


お前が俺へのプレゼントだろ?って鮮やかに笑って、泣きはらした僕にキスしてくれて涙ふいてくれて


『誕生日おめでとうございます…愛してる』


今度は笑顔で言えた。心からあなたを愛してると思いながら


『俺も愛してるよ』


指輪がキラリと光る。銀さんがくれた指輪。愛されてる証拠

からまる指、唇が重なる。体が繋がる


きっと心も―……







「新ちゃん何ぼーっとしてんの?」


洗濯物を畳みながらぼうっと意識がどこかに行ってたらしく
銀さんの声でようやく意識を戻すとすぐ目の前に銀さんの顔があった


「いえ、ちょっと考え事を」


苦笑しながら銀さんに応えると銀さんの顔が更に近づいて来てドキドキする


「銀さん」


まだ2日しか経ってないけど、思ってる。ううんずっと思ってる


「生まれて来てくれてありがとう…」


貴方と出会えて僕は幸せです貴方に愛されて僕は幸せです

愛してる愛してる




「愛しています」




重なる唇、からまる指にはキラキラ光る貴方からの




愛の証拠














おわり


銀さん誕生日編をまた書くかもしれない…(汗)


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