宵の明星
□第八章 開城
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カイルたちを城内にいれることにしたマラティアの太守と将軍が部屋にあいさつをしにやってきた。
「堅苦しいことはいらない。こちらへ通ってもらえ、イル。」
「殿下。…ではどうぞ。ヒッタイト帝国第3皇子カイル・ムルシリ殿下にございます。」
太守、そしてダナ将軍は考えを押し殺し部屋に入った。
「ムルシリ殿下には初めてお目に…」
しかしそこでみた光景に言葉が途切れてしまう。
「しばらくくつろがせていただきますよ、太守。」
第八章 開城
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