宵の明星

□第七章 遠征軍
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「ばかっ、カイル皇子のばかっ…」

『…』

ユーリは今ユキの部屋で泣いている。ユキはユーリをずっと撫でていたが元の世界のことを知っているので複雑な心境だった。

《ホントにユーリはカイル皇子のこと好きなのね。たとえ離れるとわかってても…》

そこでユキは愛しい人を思い浮かべる。するとカネシュで会った青年の顔が浮かんできた。

『えっ…?』





第七章 遠征軍
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