宵の明星

□第三章 製鉄法
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『皇子、お願いがあります。』

「…何だ?」

『側室の地位を下さったことには感謝します。しかし、私をどうか兵士の一人としてお使い下さい。』

「なぜ?」

『多少弓も使えますし、私を、そしてユーリを助けてくださったあなたに何か恩返しがしたいのです。』





第三章 製鉄法
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