Gate of Blackness

□Blackness-闇からの招待状-
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 5.冷静少年(スカイ)


 何はともあれ、皆が自分なり
 の楽しみ方をしているのなら
 ば、このお茶会も成功したも
 同然といったところか。
 さてと…あ。
「紅茶が切れたな…少し作って
 くるか、と」


 memo01:周りを見て行動する


 紅茶に必要な薔薇が足りない。
 少し王子に別けてもらうか。
 俺は薔薇を眺めている王子の
 元へと向かった。
「王子、少しだけ薔薇を…」
「なあにスカイっ?」
 王子は幸せそうな柔らかな笑
 みをしていた。
 …やばい、やばい、抑えられ
 ない!
 俺は王子の手を取ろうとした。
 のだが、ディルカが俺の腕を
 掴んだ。
「何してるんだよこのショタコ
 ン野郎が…!」
 ショタコンっ!?


 memo02:王子への愛が裏目に
     出てる


「ディルカ、俺はショタコンと
 かじゃない」
「スカーレットの笑顔見る度に、
 お前は行動があやふやになる
 んだよっ!
 王子しか見えてない証拠だろ」
 う、なぜか反論できない。
 だけどショタコンではない。
 ただ王子が好きなだけだ。
「言い訳ですか執事さんよぉ」
 と、王子が俺の横でディルカ
 に反発していた。
「スカイは何も悪くないよっ。
 僕のことが放っておけないん
 だよ」
 王子…俺を庇って下さるとは。


 memo03:冷静キャラじゃない?


 実は王子Loveな人。
 普段(本編)は冷静です。


 note:表は冷静
    裏は王子Love
  周りに気をつかう
  やっぱり無表情、無感情


 ひとつだけ言わせてもらうが、
 決してショタコンではない。

 
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