小説

□悪ガキ2(オサアサ)
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「あははははははっ」
「ひーっ、んんっはははは」


可笑しくて可笑しくて
笑って笑って笑って笑って
涙が零れるほど二人で笑い合っていると


「・・・っプッ」
さっきまで私達を怒っていた先輩が笑いを必死で堪えるような顔をしていて(笑)


それがまたまた可笑しくて
でも先輩が笑いを堪えているんだから自分も抑えなくちゃっと必死で笑いを抑え込もうと努力しながらアサコを見ると

アサコも私と同じような堪えれない笑いを必死で抑えるような顔で私を見ていて


それが余計に面白くて
「クッ…クッ…
プッははははははは(笑)」
って二人して又大声で笑いだした。


「クッはははははは(笑)」
一生懸命笑いを堪えていた上級生も我慢の限界とばかりに笑いだした。

先程まで重い空気だったギャップの所為か


その笑いは
たちまち楽屋全体に広まる(笑)


「わはははははは(笑)」
笑いで包まれる楽屋。



そのただ事ではない
笑い声を聞いて
他の部屋からも
「何事?」なんて言いながら組子がやってくる。


でも皆で
大爆笑している姿をみると
やってきた人たちにもその笑いがいつも何か伝染して

しまいには
組子皆でひとしきり大笑いした。





ようやく
笑いが止まった頃には
怒っていた上級生は呆れたように
「あー、疲れた。」
っと帰ってしまった(笑)


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