LOVE

□こんなうそつきライラは嫌だ
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@バレンタイン、ずっと好きだった陸上部の先輩にチョコを渡しに行った。1人で勇気ふり絞って、陸部の練習が終わるまでそわそわ教室で待機して、がやがや騒がしい部室棟に行った。先輩に声をかけて、これもらってください!そうおじぎした直後だった。




「あ、いいよ。ていうか俺も君のこと好きだったんだ。付き合って」



























A頭ではそう思うのに、実際は、視界がみるみる悪くなって。ぼやけて、滲んで、焦点がずれて。本降りを始めた雨の音にまぎれて、誰かの泣き声。誰だ、こんなに情けない声を出すのは。





























Bにやける顔を数Uの教科書で隠しながら、ちらちら宗ちゃんを見やる。あ。宗ちゃんがなんか取り出した。なんだろうあれ?





























C清田くんはどかっと椅子に座り、なんだかとんでもない量のパンをどさどさ袋から出した。





























D「聞いちゃった?先生が言ったの?それ」
「ううん。芳村から聞いた」
「・・・・・・」

宗ちゃんはボールを投げた。4本目は無事にリングに当たって






























E眼の奥が熱い。声を、出してしまおうか。
宗ちゃん、やめて、って。





「神、くん?」
「先生の傍にいたいんです」

























以上です。つまんね…
ほんとうに申し訳ありませんでした(土下座)





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