仕立て屋『仮縫い』
小さな仕立て屋について



仕立て屋『仮縫い』

此処とは違う別の、けれど同じ場所。
世界と世界を繋ぐ縫い目の綻びに、仕立て屋『仮縫い』はあります。
「名前」というものがまだ「役割」の意味だった頃、一つのヌイグルミの作った小さな小さな仕立て屋です。
従業員は現在三名。
たった三人で縫製するのは、世界が捨てていった沢山のモノたち。
「小さなことからコツコツと」をモットーに、喜怒哀楽を振りまきながら日々頑張っています。

『仮縫い』は年中無休。ちょっと変わった三人の従業員たちが、ちょっと変わったお出迎えをしてくれるでしょう。


仮縫いの従業員たち


…「裁縫人」…
イラッシャイマセー!
ヨロシクドーゾ!

自虐衝動の気がある裁縫人。テンションは常にMAX以上。布も体も何でも縫える万能裁縫道具を持っています。
左目を隠している理由は、本人曰く「秘密デス(笑)」だそう。


…「裁断人」…
は、鋏はあげないから。

盲目の裁断人。布でも人でもスパッと裁断。
裁ち鋏の「ギロチン」に一方通行の愛を宣言中。眼の代わりにボタンを縫い付けてもらったそうです。


…「素材人」…
ねむい。

『仮縫い』直属の素材人。自分が持つものは何でも素材。
理解不能な言動が目立ち、何を考えているのかは従業員たちしか分からないそう。裁縫人の作ってくれた帽子が宝物です。


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