Novel

□赤色とナイフ
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「お。いたいた!すまん、帝人」「ぇ、あ…う、うん」
「どうした?いつもなら怒ってツッコミの一つや二つ決めてくるのにさぁ?何かあったん?」
「んー…あったと言えばあった」
「微妙な答えだな。……ん?その指輪してたっけか?」
「……いや、聞かないで」
「ふーん?あ、帝人見てみ!今日は色んな物を飛ばしてるぜ?ガードレールに標識に自動販売機、それから車まで……なんか一段と荒れてないか?」
「うん。今、物凄く家に帰りたい気分だよ…。」






「死にやがれ!」
「暴力はんたーい。そんなに帝人君とのキスが悔しかったんだ?」
「なっ!?」
「図星?でも残念でしたぁー!帝人君の初めては俺が貰っちゃったからね!」
「〜〜〜っ!テメェ!消す!!今日こそ魂ごと抹消してやらぁっ!」

「シズちゃんになんて捕まるわけないじゃん!じぁあねー」
「逃げんじゃねぇええ!!!!!」


オマケEND
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