K



 ねたばれ倉庫。

 連載中の小説のメモ。





            .
◆稲妻のち復活 

※かなりのねたばれ。
※本編の流れによっては無くなる文章。


「なぁ、」

ポーンッ!

高く蹴り上げられたボールをキャッチし、ディーノは少年達に声を掛けた。

「ディーノ!」

口々に自分の名を呼ぶ少年達の頭を軽く撫でながら、人差し指の先でボールをくるくると回してみせる。

「ディーノ、俺たちとサッカーやろう!」

ディーノの持っているボールを半ば奪い取るように自分の方に寄せながら、ピンクの髪をした少年が目を輝かせながら言い放つ。

「悪いっ、今は仕事中なんだ。また今度な、ロゼオ」

「……じゃあ今度相手してよねっ!」

おうっ! と笑うディーノに、少年達がまた群がる。

――――こういう光景を見ると、ディーノがどれほど町民に慕われているのかがよく分かる。

「おいおい、ボス。……何しに来たか忘れてんじゃないだろな」

「あ、……わりぃわりぃ。すっかり忘れてた」

あははっ、と呑気に笑うディーノにロマーリオは呆れたように苦笑する。

その様子を見て、ドレッドの少年が不思議そうに首を傾げながら、ディーノの服の裾を引いた。

「ん? どーしたんだ、デモーニオ」

「ディーノは今日は何しに来たんだ?」

「あぁ、それはな……」

ふいに声を低め、屈みながら、少年達に諭すようにディーノは話し始める。





―――――――

デモーニオ他チームKは確実に出すつもり。
流れ的には、オルフェウスも出せるかもしんない。

2010/12/29(Wed) 21:18

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ