K
ねたばれ倉庫。
連載中の小説のメモ。
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◆マフィアと運命と
「雲雀さん、なぎひこ……後はよろしくね」
儚げに]世は笑う。
それに応えるように、雲の守護者は]世を一瞥し部屋を出ていった。
変わらぬ雲の守護者の態度に]世は苦笑する。
横で控えていた髪の長い青年も、口に手を当てクスクスと笑う。
……一通り笑って満足したのか、髪の長い青年は]世に手を差し出す。
その手に握りしめられているのは銀色の鋏。
]世が首を傾げる。
「は、さみ……?」
「この計画が上手くいくように願掛けをしようかと思ってね」
どこぞの剣士さんとは反対のことをするけど、と青年は笑みを浮かべる。
理解し切れていない]世に微笑みかけ、青年はすっと手を動かす。
その手は緩やかな動きで頭の後ろに回され、]世が声を洩らす暇もなくチャキンと音を立てた。
ふわりと、青年の足下に髪が舞い落ちる。
「え、ちょっと、なぎひこ……?」
ふふふ、と青年が笑む。
]世は目を丸くしながら、一気に髪の短くなってしまった青年を見つめる。
「さぁ、頑張ろう? 我らがボンゴレ]世――」
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本編では書く予定のない、何故未来編でなぎひこの髪が短くなっているのか…という理由のお話でした←
一応は…髪を切る=今までの自分にさよなら=新しい物語を作っていく、という考えがあります。
これを見た人ラッキー!!←
いかがでしょうかね…?
2010/11/06(Sat) 22:34
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