その他
□Do you believe fate?
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「あー……これ落ちてる、力使えないしどうしよう」
結美奈は空から落ちながら言った
「これは死ぬのかな…もう死んでるけど(笑」
ドサッ
結美奈は意識が落ちる前に誰かの笑顔を見た気がした
「あららー、女の子が落ちてきましたねー」
隆景は落ちてきた結美奈を観察していた
結美奈は隆景の着ているような和服ではなく、ゴスロリちっくないつもの服を着ていた
「それにしても草の塊の上に落ちるなんて運の良い人ですねぇー♪」
隆景はニコニコしながら言った後、結美奈を横抱きにして歩き始めた
「とりあえず、城に連れて行きましょうv」
「ここは?」
吉継はどこかの部屋に倒れていた
見慣れない部屋は綺麗に整頓されていて、必要最低限なものしかなかった
「……三成の部屋じゃない」
三成の部屋じゃないことにがっかりしながら周りを見た
スッ
「おや?」
「……」
吉継は結美奈を横抱きにした隆景に見られてしまった
ここは隆景の部屋だったらしい
「どちら様ですか?(黒笑」
「……」
隆景は黒い笑みを浮かべながら聞いた
吉継は特に気にもせずただじっとしていた
しっかり武器を隠し持ちながら
「んんー……」
「おや」
「……」
結美奈はタイミングがいいことに目を覚ましたのであった
「ここ……は?」
「気がつきましたか」
「誰?」