POEM
□さよなら
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さよならの意味なんて
知らないフリしてた
そうすれば何も変わらないまま
この時が過ぎる気がしてた
いつだって隣にいた
いつだって一番傍に
すぐに触れられる距離に
それが当たり前だと思ってた
いつのまに心が離れたんだろう
貴方の中で「当たり前」が
「当たり前」じゃなくなったの?
ずっと続くと思ってたのに
いつまでも変わらないまま
2人は変わらないまま
寄り添っていられると信じてた
さよならの意味なんて知らない
さよならなんてしない
なんて
いつまでも嘯いてなんていられない
1番知っていたのも私だった
振り向かないでもう行って
「やっぱりやめた」
私の気が変わる前に
昨日より
貴方のこと好きだったけど
今日よりきっと
貴方のこと嫌いになってあげるから