森の名作文庫

読書の秋にピッタリの名作作品をご紹介します。

新美南吉

TOP画像

早速読む!

作家紹介

新美南吉(にいみ なんきち、1913年-1943年)は愛知県半田市出身の児童文学作家。本名は新美正八。雑誌『赤い鳥』出身作家の一人であり、代表作『ごん狐』(1932年)はこの雑誌に掲載されたのが初出。
結核により29歳の若さで亡くなったため、作品数は多くない。童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も残した。彼の生前から発表の機会を多く提供していた友人の巽聖歌は、南吉の死後もその作品を広める努力をした。
地方で教師を務め若くして亡くなった童話作家という共通点から宮沢賢治との比較で語られることも多い。賢治が独特の宗教観・宇宙観で人を客体化して時にシニカルな筆致で語るのに対し、南吉はあくまでも人から視た主観的・情緒的な視線で自分の周囲の生活の中から拾い上げた素朴なエピソードを脚色したり膨らませた味わい深い作風で、「北の賢治、南の南吉」と呼ばれ好対照をなしている。

早速読む!
▲トップへ戻る


■スタッフよりおススメの一言デストロ

「ごんぎつね」と「手袋を買いに」が同じ作者だって知っていますか?

昔から大好きだった両作品が新美作品だと知り、さらに物心がついたくらいの時に人形劇で見て、「タイトルは分からないけど、また読んでみたい」と思っていた作品(「おじいさんのランプ」という作品です)も実はそうだということが分かり、感動して今回はプッシュしてみました。
人も動物もなんだか優しくて、読んでいると泣けてくるのですが、それ以上に心が温かくなります。

早速読む!
▲トップへ戻る


[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ