『最後の一枚の葉(原題・The Last Leaf)』はオー・ヘンリーの短編小説。小中学校の教科書にも採用された。
ワシントン・スクエアの西側にある、芸術家が集まる古びたアパートに暮らす画家のジョンジーとスー。貧しいながら暖かい生活を送っていた中、ジョンシーは肺炎を患ってしまう。スーは、医者から「ジョンジーは生きる気力を失っている。このままでは彼女が助かる可能性は十のうち一」と告げられる。人生に半ば投げやりになっていたジョンジーは、窓の外に見える煉瓦の壁を這う、枯れかけた蔦の葉を数え、「あの葉がすべて落ちたら、自分も死ぬ」とスーに言い出すようになる。
「ジョンジー」
古びたアパートにスーと一緒に暮らす画家。ある日肺炎を患ってしまい生きる気力を無くしてしまう
「ベアマン」
ジョンジー達の階下に住む老画家。口ではいつか傑作を描いてみせると豪語しつつも久しく絵筆を握らず、酒浸りの生活を送っている。ジョンジーの話を「馬鹿げてる」と罵った。そしてその夜、一晩中激しい風雨が吹き荒れ…
「スー」
ジョンジーとともにアパートに暮らす画家。