FF12 Long Dream

□02.
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『う、ん・・・あれ?』




「よぉ、目覚めたか?」




『うわぁ!?』








香奈が目を覚ますと視界の先にはバルフレアがおり、驚きで香奈は飛び起きると今まで膝枕をされていたという事実に顔を真っ赤にさせた。



そんな香奈の様子にバルフレアはクスクスと笑った。






「水路でお前の年を聞いた時は大人びていると思ったが、そうでもないみたいだな?」




『そ、そんなに笑わないで下さい///
それより、ここは?』





「ナルビナの城塞・・・まぁ、簡単に言や牢獄だ」




『あたし、牢獄って初めてです』



「初めてじゃない奴のが少ないがな」




苦笑気味に言ったバルフレアに、香奈も苦笑を返すと、やや離れた所に倒れているヴァンを発見した。





『・・・ヴァン、またなにかやらかしました?』



「まぁな
連行されるときに色々あって、帝国兵に殴られて気絶してる

それより、よく分かったな?」




『10年近く一緒にいると、嫌でも慣れるんですよ』



‘不本意ですが’と困ったような笑みを浮かべていう香奈に、バルフレアもクスリと口角を上げた。






『フランとアマリアは?』




「アマリアは元々解放軍だ
俺らとは別の場所へと連行された

フランなら、今ここの抜け道を探している」
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