□風
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このまま原形をとどめないくらいに滅茶苦茶にして下さい


『あまりにも醜い』とそのまま燃え盛る炎へ捨てて


ついでに私のせいで汚れてしまった手を切り落として焼き払ってしまいなさい



きっと
炎が消えた後の灰は





最後にあなたがついた溜め息と



あの風が






どこか遠くに連れていってくれるはず

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