君とともに
□仲直り、そして
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バスケ部の集まったチームだけあって試合はかなり厳しかった。
入れる入れられるの繰り返し。
ピー
笛が鳴り前半戦終了
「やっぱ強いね」
「前半戦だけなのにへとへと…」
「…てか***シュートしなよ」
「そうだよ!うちらにばっかパスしてさ」
「…みんながシュートしたらする」
ピー
後半戦開始
24-28で負けていた
残り3分…
パサッ
「よし!同点!」
「後3分…勝よ!」
「まい!」
「シュート!!」
「絶対入れさせるな!」
「決めろー!!」
パサッ!
ピー!
「はぁ…はぁ…」
「はぁ…っ」
「「「勝ったぁぁ!!」」」
最後の最後まいがシュートを決め36-34で勝利!
「まい」
「先輩…」
「ひどいこと言ってごめん」
「…はい!」
先輩達はちょっと機嫌が悪かっただけだろう
まいに謝りクラスメイトの元へ戻った
「許して良かったの?」
「ちょっと恐いけど本当は良い先輩なんだよ」
「人に当たりすぎだろ」
「もういいの!この話おしまい!」
「もー優しすぎるよまいは…」
「良かったね」
「***…」
ピー
「ただ今より対3-Aの試合を始めます選手はコートへ入って下さい」
え…?
疑問に思ったまいが審判へ聞きに行った
「1-さっき試合ありましたよ?」
「はい」
「連続…ですか?」
「時間の都合上そうなります」
「せめて休憩時間を下さい!さっきの試合見てましたよね?みんな疲れているんです5分だけで良いですから!」
「すみません時間ないんです」
「そんな…」
「おい!」
まいと審判の間へ割り込む
「先輩もバスケ部ですよね?審判任されてるくらいだから…」
「そうですよ?」
「だったら分かりますよね?私達疲れてるの、接戦だったんですよ!5分くらいの休憩別に良いでしょ!!」
「だから時k「うるせぇな時間時間って!」
「はぁ…めんどくさ…休憩したかったらやってれば?不戦勝になるけど。それにまだ1年だろ?負けても来年あるだろ?」
最低…
バカじゃないの?
来年あるから負けろって言いたいわけ?
「…分かりました。やります」
ピー
試合開始
「***!」
ジャンプボールで自分達のボールになりパスをもらった
速攻で決めてやる
パサッ
今まで手を抜いていたのかすごいスピードで相手チームの間をすり抜けボールはリングを通った
「(***すげぇ…)」
「(今まで本気出してなかったんだ)」
「***!ナイスシュート」
審判にどうだ?と睨みつける
ピー
試合終了
後半ほとんどの人が体力なくて負けてしまった
「ごめんねみんな!」
「まいのせいじゃないよ!」
「そうそう!あたし等が体力なくて足引っ張っちゃった」
「楽しかったな〜」
「でももう1試合したかったよね」
「ごめん…」
「え?」
「最後あんまらパス回せなくて…シュートもほとんど私が打ったし…」
ついカッとなって審判に見せつけるバスケになってた…
最後もっと楽しみたかったのに
「気にしないで***!」
「そうだよ!初戦あたし等ばっかシュートして***打ってなかったもん」
「…」
「***の最初のシュート超かっこよかった!」
「…ありがと」
「「あ、デレた」」
「…」
「「あ、ツンった」」
「ツンったって…笑」
「「それー!!!」」
「え?」
「***笑ってたほうが可愛いよ!」
「やばーい癒される」
「え?私見てない!」
「残念!世界で一番可愛い笑顔だったのに」
「言い過ぎ…」
「もう1回笑って!ねっ!ほら!」
その後なんとか笑わせようと必死に顔芸(変顔)するまい達
「(笑ったら負けな気がする…)」
仲直り、そして…
ぷっ
あっ!もうちょっと
もうネタがない!
やーこ必殺技「猪木顔」
…
やーこスベってる;スベってる;