君とともに

□100点の紙
1ページ/1ページ



期末テストが終わり、勉強から解放されてほっとしていた。今はテストが返し中。結果を見るなり周りからは「ヤバい!」「ギリギリ」など声が聞こえた。




「モンキー・D・ルフィ!」


「はい!はい!」


「お前よく頑張ったな〜」




当たり前だ!と言いながら戻ってくるルフィに点数を聞くと



「驚くなよ!」



バーンと効果音がつきそうなくらい勢い良く突き出された



「え!?」

「どーだ?スゲーだろ!78点だ」

「ギリ赤点じゃん」

「は?なにいってんだお前」
「ん?80点以下は赤点じゃないの」




しんと静まる教室……
え?違ったっけ…いやいやそんなはずは無い80点のはず





「***が前いた学校って80点以下が赤点か!?」

「そうだけど…違うわけ?」



あり得ない…と聞こえるなか先生が私の名前を呼んだ。



「×××がいた学校は有名な恩華学校だもんな!はい、テスト」

「なんで知ってるんですか」
「俺昔そこで教員やってたんだ」

「へー…。それにしては問題優しすぎですよ」

「あそこの問題は鬼だからなー」








100点の紙

恩華って…!あの恩華!?


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ