初めまして、またはお久しぶりです!!
当サイトの管理人、緋稲桃乃です!!
今回は、前々から悩んでおりました件について、お話させていただきます。
実は、管理人の私事ではございますが、決断の時が迫ってきました。
あまり詳しくいうのもどうかな…と思うのですが、簡単に言うと将来の進路選択です。
本当に、悩んで、悩んで。
私の生活から、日雛をしまうことにかなりの抵抗を覚えました。
しかし、周りからの励ましや、色々な心情の変化により、この日。
とりあえずは3月までの、大幅な活動休止を決意いたしました。
本当に大好きです。
活動を休止しても、私の日雛への愛が衰えるこてはありません。
ひつと雛が大好きです!
と、いうことで…日雛への感謝と愛と大好きを込めて、小説を書きました。
宜しければ、読んであげてください。
→
大好き。
大好き。
大好き。
大好き。
(最大級の大好きを)
満月が夜を彩り、ほんのりと秋の薫りを伝え始めるある夏の夜。
私は、日番谷くんの部屋で、大好きな彼の温もりに触れる。
「大好きだよ、日番谷くん。」
ただ、それを繰り返して。
彼の髪を自分の胸元に引き寄せて。
何も入れないくらいに抱き締めた腕に力を込める。
「…なんか、今日の雛森…いつもより、好きだ。」
「む、いつも好きでしょ?」
そう冗談めいた口調で返せば、くすくすと聞こえる笑い声。
胸元から視線を感じて、彼の額に軽く口付ければ、もそもそと彼の頭が上がってきて。
私の首元に愛の印。
「ん、…大好きだょ、大好き、なの。」
「俺も…雛森が大好き。」
そう言われればまた愛しさは込み上げて。
互いに溶け合う位にキスをして。
ね、日番谷くん。
実はね…私はこれから暫く日番谷くんに会えないの。
…きっと、勘づいているだろうけど。
本当はね、いつまでも一緒にいたくて。
日番谷くんの心の中で私が消えていくのが怖くて。
愛しくて、愛しくて…たまらないんだよ。
だけどね、もっと日番谷くんと一緒にいるためにも…私は旅立たなきゃいけないってわかったの。
だから、今夜だけは…。
「…もっ、と…キスして。」
「…ん。」
「もっ…と、ぎゅっ、てして。」
「ん。」
「もっと…愛して。」
「ん。」
「ねぇ、日番谷くん。」
「大丈夫。俺はいつまでも、雛森だけ…大好きだから。」
「!!…っ、大好きだょっ、日番谷くん。」
「…っ、泣くな…ばか桃。」
「…ねぇ………愛してる、って…っ、言っても…ぃぃ?」
込み上げる涙は止まらなくて、すべてをわかって受け止めてくれる彼を優しすぎると責めた。
そして、昔の約束を口にする。
『愛してる、は最大級の言葉だから、…覚悟が出来たときにしか使っちゃ駄目ね!!』
私は彼にそう言って、愛することを密かに逃げていたから。
今、伝えたい。
「…いいのか?」
「…っ、うん…私…日番谷くんを、…世界で、一番っ…あ、ぃして、るよ。」
「…ありがと…俺、は」
重なった唇。
見上げた先に潤んだ翠色の瞳。
「俺は、…雛森と…いつまでも、一緒だ。」
私は、愛しさに泣きじゃくった。
「私も…一緒だょ、…いつまでも…ずっと、日番谷くんが、大好きだから…。」
埋まらなかったものが全て満たされた気がした。
彼が私と一緒に泣いてくれるから。
彼が私と一緒に幸せを感じてくれるから。
彼が私と一緒にいたいと言ってくれるから。
私は前に進めるよ。
大好きだよ。
愛してるよ。
一緒にいたいよ。
みんなみんな私の胸に溢れた感情。
そして、きっと最大級なんて存在しない。
だって、大好きな彼がくれる愛の言葉は…全て最上級だから。
『何万年、何億年たっても…あなただけが大好きだよ』
・
→
あとがき
もう言うことはありません。
涙が止まりません。
大好きです。
大好きです。
日雛がずーっと大好きです!!
2010/8/31/人魚宮殿/緋稲桃乃