Library B

□登場人物紹介
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【NPC(安芸武田家)】

蛟の生家・安芸武田家に関連する人々。

*〈武田光和〉タケダ・ミツカズ

安芸武田家の実質上最後の当主。蛟の父親。
有田中井出の戦いで戦死した、武田元繁の嫡男。
正室・吉川夫人の他、熊谷信直の妹が妻であったが、有田中井出で武田の味方をした大蛇に一目惚れされ、一女・蛟をもうける。
このことから、熊谷信直が離反し、熊谷家の居城・三入高松城を攻めるも、信直とその弟・直継の前に敗れ、力を失う。
それが元で、武田家の未来を憂いながら、吉田郡山城戦勃発直前に亡くなった。


〈天城晴顕〉アマキ・ハルアキ

武田光和の友人である陰陽師。
元々は姓を持たない農民の子だったが、陰陽道に才能を見いだされ入門。師匠の姓・天城を名乗ることを許された。
自分より遥かに格上の陰陽一族・南門真家の娘である奈津と駆け落ちし、陰陽寮を出てからは、幼少期より交友関係のあった武田光和に仕える。
奈津と光和の遺志を継ぎ、蛟と蛍を城から落とした後、時間を稼ぐために毛利軍に立ち向かい、戦場に散った。


〈南門真奈津〉ミナミカドマ・ナツ

晴顕の妻。陰陽師の名門・南門真家の当主の娘。
自身も、一族の中でも有数の才女で、将来を約束されていた。
しかし、農民出身の晴顕と恋に落ち、自ら家を出る。
蛟の母・大蛇と懇意で、彼女が失踪した後、蛟の乳母を務めた。
娘たちが4才の時、蛟暗殺の為に差し向けられた暗殺者と差し違える。子どもたちの将来を夫に託し、息を引き取った。



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