連載の詳細資料集(設定やIF話など)


□マナの一族について。
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注意※以下はこの連載独自の設定資料です。

【マナの一族の血を濃く受け継ぐというのはどういう事か?】

●解説●
男主がマナの一族の血を濃く継いでる…というのは実は連載最初の時点で考えてた設定だったけど、「ディドルの手紙」で初めて具体的に出しました。
※それまでは裏設定でした。

では受け継いだマナの一族の血が濃いとどうなるのか?何故それが恋愛が出来ない云々になるのか?

‘マナの一族の血が濃い’という事の意味合いとしてまず一つは、この連載男主の特徴である、マナの一族の血が濃いと使える数々の特殊能力(治癒能力とか巨大な魔力とか気配を探れたりとか)の代償的な意味合いがあります。

マナの一族の血が濃ければ能力も色々使えるけど、その代わり一人に集中する様な‘好き’というものが出来ない。

何故ならマナの一族とはマナの木に近い者達であり、マナの木は‘愛’なので限定的な‘好き’という感情はなくなると…そう考えたのが始まりでした。

マナの一族の血が濃い=よりマナの木に近い存在。

マナの木の愛とは全体的な愛(神が人を愛する、無償の愛、悪人善人動植物関係なく全てを愛する)であるんじゃないだろうか?と私は解釈しました。勿論違う解釈もありますし、これはあくまで私の個人的な解釈です。

なので‘カナタ’はソラとは違う視点の、よりマナの木に近い、全体に向けた‘愛情’を持つ体質というか人間になったと。

‘好き’という‘恋愛感情’はほぼ持ち得ない(0ではないがほぼ0%に近い)、そんな感じです。

あとは元々好きでない女性と付き合える性格でもないです。

もし仮にカナタにこの設定が無くても、彼はこういう性格(博愛主義的な)だったと思います。

ただこの設定がなければ恋愛感情を持つ確率は高かったと思います。

そしてこの設定で一つ注意があるとすれば‘カナタ’=マナの木ではない、という事です。

この連載のマナの木はファ・ディールに存在する全て(悪人善人魔物動植物)を愛してますが、‘カナタ’はそこまで善人ではないというか。

私的にはマナの木の愛=マザーテレサとかイエスキリストとかそんな感じで考えてて、カナタはそれとはまたちょっと違うかなーと…


‘カナタ’は基本的に魔物も信念に基づき容赦なく殺します。

時と場合によって怒る時もあるし、あまりにも酷い極悪人とかはどう対処するのか…はちょっとなってみないと解りませんが、少なくとも全てを仏の顔で許せる程ではないと思われます。

男主(カナタ)はマナの一族の血が濃い‘人間’です。


→Next【女主のマナの一族の血の影響について】

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