04/14の日記

19:17
陰陽大戦記
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この章も後半です



【現実は夢より…133】


「そうだマサオミ、今度家に来ないか?」


夕食を食べて、一通り騒いで落ち着いた頃、茶を啜りながらヤクモは今思い付いたかの様にさりげなくマサオミを家に誘った

その瞬間空気が張り詰めたのは言うまでも無い


「ヤ、ヤクモ殿!はやまってはいけないであります!!」


零式神操機から霊体で現われた青龍のブリュネが慌ててヤクモを止める

ヤクモの契約している式神Sはマサオミとの事を大反対している

とはいっても現在ヤクモの片思い(無自覚)でマサオミはヤクモに恋愛感情を抱いていない


「全くもう!君って本当場の空気読むの下手だね!!前にも言ったケド本気で馬に蹴られるよ!?」


何だったら馬に蹴られる前にボクが蹴ってあげようか?等とマサオミが契約している式神である青龍のキバチヨがやはり霊体で現われ、ブリュネに対してお説教を始めている


「ちょっと待て、お前らいつの間にそんな………!?」


元ヤクモの契約式神で現在『天流宗家』であるリクと契約を交わしている白虎のコゲンタはヤクモの発言と青龍Sのやり取りで導かれた内容に驚きを隠せず詰め寄る

ソーマとボート部の面々は面白そうに傍観していてヤクモを良く知るナズナは信じられず気を失いかけそうで、リクに至っては全く状況を判っていなかった



続く


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