04/12の日記

20:21
陰陽大戦記
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変なとこで切れてますが優しげな眼で見てください




【現実は夢より…131】


「マサオミさん」


真剣な顔で見つめてくるリクに項垂れていたマサオミは身体を起こしリクに向い合う


「何だリク?」

「拾ったモノは最後まで責任を持たなければならないってお爺ちゃんが言ってました」

「リク、それはあくまで時と場合によりけりだ」

「どうしてもダメですか?」

「俺はリクの身が心配なんだ」


マサオミの言葉にリクは首を傾げる

てっきりヤクモの事だと思っていたが違ったのだろうか?


「マサオミさんが言ってる拾ったモノって………」


ヤクモさんの事じゃなかったんですか?


「一つしかないだろう」


勿論、ヤクモの事だ


「僕、お腹すいちゃったんですけど」


マサオミさんが何を心配しているのか解りません


「リュージ君が夕食の準備を終わらせてくれたから何時でも食べられるぜ」


リク、世の中解らない方が良い事もあるんだ



続く


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