最遊記

□黒、白、金
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空三 ギャグ 微裏 捧げ物 










天気は晴れ

仕事は順調

気分も悪くはない


今日はいい日の筈だった
…だがそれは悟空の一言によって潰された。


「三蔵!!」

「…何だ」

ちょこんと俺の膝の上に乗り上目遣いで此方を見る悟空

「あのさ…これ着てくれない?」

遠慮がちに首を傾けながら悟空が差し出した物は…黒と白のコントラストが眩しいメイド服だった

「却下」

「そ…そんな…っ!!
そっか…わかったよ。三蔵俺の事嫌いなんだね…」


大袈裟な程にショックを受けウルウルと瞳を潤ませ俯くその姿を見て八戒なら
「勿論着ますよ!」
とでも言いながら抱き締めるだろう。
悟浄の場合は慌てて弁解しながらも結局は仕方なく着る筈。
だが2人と違って俺には女装趣味なんてある訳がない。
…いや彼奴等にもないだろうが。
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