最遊記
□いい夫婦の日
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とある一軒家の前に辿り着いたジープ
ピンポーン
「はい?」
ガチャリと扉が開かれ中から八戒が出てきた
「あのー…少しお時間よろしいですか?ちょっと質問に答えて欲しいんですが…」
「そうですか。
今日は寒いので中にお入り下さい」
ジープと気付いていないらしい八戒はとりあえず怪しい人ではないとわかり笑って中に迎える
「ちょっと変な物が落ちてますが気にしないで下さいね?」
ジープが部屋に入ると悟浄が倒れていた
「え…あの…」
困惑した表情で悟浄を指差す
「あぁ、あれ?
踏んじゃって構わないですよ
ちょーっとお痛が過ぎたんですよこのゴキブリは」
グリグリと頭を踏んづける八戒
気絶しているのかピクリとも動かない悟浄
「は…はぁ…」
冷や汗が背中を伝わったのを感じたジープ
だが八戒に席を勧められ椅子に座る