灰男
□HAPPY
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「神田っ
今日って…何の日か知ってますか?」
いきなり入ってきたアレン…いやモヤシは
俺の部屋のカレンダー(何故か12/25に不自然な位大きな丸がついている)を指差しつつ言った
「………さぁな」
だが俺はあえて知らない振りをしてやった
「えぇっ!?12月25日ですよ?」
何の日か知ってますよね?と見つめてくるがまだ答えてやらねぇ
「知らねーよ」
ギリギリまで言わない方が面白いだろ?
「ふぇ…神田酷いですぅ…」
「知らねぇもんは知らねぇよ」
しまいには泣き出しそうな顔をするがまだ言ってやんねぇ
「神田は…僕の事…嫌いですか?」
「…は?」
「ふぇ…神…田はっ…僕が…ぎらいなんでずね゛ーうわぁぁん!」
「はっ?なんでそうなるんだよ;」
流石に泣かれると困るだろ…;
「…っく…だって…うぅ…神田は今日が…何の日か覚えてないんでしょう?うぇぇ〜」
「…はぁ…」
「神田のばがぁぁぁ!!!!!」