灰男
□be careful
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此処は黒の教団の食堂
朝から1人で蕎麦を食べてる神田の元へラビがやってきた
「おはよーユウ♪1人なんて珍しいさね」
「…モヤシがまだ寝てるから起こす訳には行かねぇんだよ」
「ふーん
優しいんさね!」
笑顔で言うが神田はスルーし黙々と蕎麦を食べている。
「おはよー2人共♪
…あら?アレン君は?」
やはりリナリーも何時も一緒の2人がいないと気になるらしい
「まだだってさー」
「へぇー珍しいわね…」
何時も早起きで常にご飯の時間は一緒にいる2人。
それが一緒でない時は喧嘩した時だけだから今日は本当に珍しい。
2人の会話に無言で蕎麦を啜るも内心心配気味な神田
ドタドタドタドタ…
「ん?」
ドタドタドタドタ…
「何の音?」
ドタドタドタドタ…
バタンッッッ
「ユウー!!!!!!」
甲高い女の子の声に皆一斉に扉の方を見る。
神田達の所からは見えないも誰もが神田の下の名前を呼ぶ少女に心の中で手を合わせた。