ハッピーチェリーライフ

□ぜろ
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灰久「頼む!美華ちゃんを俺の嫁にくれ」

空「絶対ぇーヤダ。俺がお前と兄弟なんて・・・首吊るぞ」

美華「あれー私の心配してくれないのー?」

灰久「頼む!じゃあ1時間でいい!」

空「1時間って・・・何すんだよ、いっとくけどコイツは貧乳で――」

美華「酷っ!」

灰久「いや・・・その・・・・・・ふふっ」

空「えっと警察の番号いくらだったかなー・・・」

灰久「ちょ空くん酷いよ!いいじゃないか!1時間だけなんだから」

空「明らかに危ない妄想してた奴に言われたく
ねーんですけど」

美華「というかなんで1時間なんですか?」

灰久「そんなのGUMIの効果が1時間しか持たないからに決まってるじゃないk―――」

美華「・・・GUMI?」

空「お前・・・まさか――」

灰久「その通り!俺は本物の天才科学者様だからな、不可能はない」

空「天才と馬鹿は紙一重って言うしな」

灰久「ん?どういう意味だ?」

美華「あの、GUMIってなんですか?」

灰久「未来に行ける薬とまっ反対!つまり、過去に行ける薬だ!」

美華「・・・未来なら嬉しいですけど過去は特に興味ないので遠慮します」

灰久「なっ!幼い美華ちゃんと交換できるんだぞ!?」

空「いや、それお前しか得してねーから。」

美華「なるほど、今の私が過去に行って、過去の幼い私が今に来るんですね。納得死ね」

灰久「酷っ!」

空「美華、1時間だけだし和成とでも遊んでこいよ」

美華「え、」

空「お前の婚約者だろ?」

美華「それ昔の話ー!!!!」

灰久「昔と今って結構つながってたりするもんだし、・・・な?」

美華「いいこと言ってるつもりかもしれねーけど、あんたの場合は幼い私に会いたいだけだろーが」

灰久「頼む!この通りだ!GUMI、チェリー味を食べて過去に行ってください!!」

美華「チェリー味って;」

空「俺は好きだけどな、さくらんぼ」

美華「いや、まぁ私だって嫌いじゃないよ?」

灰久「あぁーチェリー味にしてよかったぁああああ!!!」

美華「ちょ、まだ行くなんて行ってな―――」

空「はぁ?行けよ」

美華「え、なんか横暴!!!」

空「いーから!・・・じゃねーと時間軸が狂うだろーが馬鹿」


美華「え、」

空「はい、隙有り♪」

美華「んぐっ!!!!」


ポワンっ――――ー―

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 こうして、私の意識は途切れました。


続く


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