My◇colour
□そのいち
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《氷室先輩とバレンタイン》
美華「氷室先輩!」
氷室「ん?あぁ、君は敦の友達の・・・」
美華「美華って言います」
氷室「美華ちゃん、どうしたの?俺に用事?」
美華「紫原くんに頼まれて、・・・これ!」
氷室「ん?」
美華「チョコレートです!よければもらってください」
氷室「え、?」
美華「紫原くんが、『室ちんにもおすそ分けー』って」
氷室「(敦ときたら・・・全く、)」
美華「・・・受け取ってもらえますか?」
氷室「いいのかい?」
美華「はい!もちろん」
氷室「・・・クスッ」
美華「氷室先輩?」
氷室「これしたら敦に怒られるかなー・・・」
美華「ん?」
氷室「俺は、チョコレートより、美華ちゃんが欲しいなー・・・だめ?」ニコッ
美華「食用的意味だとしたら、私美味しくないですよ?あ!変態的意味でも私、貧乳なんで美味しくないと思います!」ビシッ
氷室「ふふっ」
本当に面白い子だな、
美華「そ、そんなに笑うことですか!?いや、まー言ったのは私なんですけど」
氷室「俺は、やっぱり美華ちゃんが欲しい、・・・こんなに面白い子(可愛い子)、そうそういないし」
美華「ちょ、セリフが!!」
氷室「それに、俺って結構セクシーって言われるけど、美華ちゃんの前だと通用しないみたいだしね」
美華「へ?」
氷室「・・・・ほら、」
スッ―――
美華「氷室先輩ーボタン外してどーするんですかー?」
氷室「(ほら、全然照れない)」
美華「ふへぇー?」
氷室「・・・・美華ちゃん、」ズイッ
美華「顔近いですよー?氷室先輩!」
氷室「・・・・クスッ」
美華「(氷室先輩・・・・頭壊れたのか?)」
氷室「I think very tenderly of you、Until you are addicted to my love, I love you、」
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(何言ってるのかわかりませーん!)
(あぁー、本当に面白い子、)
・・・けど、きっと意味を知ったら照れてくれるはず、
意味を教えるまで、あと3秒
『君のことがたまらなく愛しい。だから、俺の愛に溺れるまで愛してあげる』
終わり
。